環境汚染の補償金で裁判
ミルウォーキー郡巡回裁判所は保険金の支払いを拒んでいた2つの保険会社であるセントラルナショナル保険とウエストチェスター火災保険に対し、ジョンソンコントロールズの土壌汚染された埋め立て地に対して6800万ドルを支払うよう命じた。この判決に対し、両保険会社は抗告訴訟を行った。
当初この裁判は1989年にジョンソンコントロールズが1980年代半ばまでに全米の32カ所の土地で、同社が潜在的な環境汚染の原因として訴えられたのがきっかけである。この訴訟の中で、ジョンソンコントロールズは、各保険会社による補償金支払いでの相殺を考えていたが、各保険会社はジョンソンコントロールズの保険契約で環境汚染に対する土地の修復はカバーされないとしていた。
裁判での決着を望む
当初、ジョンソンコントロールズは23の保険会社と訴訟になる可能性があったが、21の保険会社は計1.59億ドル以上の金額でジョンソンコントロールズとの和解に応じていた。
他の保険会社がジョンソンコントロールズとの和解に応じたのに対して、今回の2つの保険会社は裁判での決着を望んだため、その判決までに25年近くかかっており、2003年にウィスコンシン最高裁判所で両保険会社には防御義務があったが弁護活動を行っていなかった模様である。

Milwaukee Business Journal
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