ゴールは交通事故死の撲滅
2013年に登録された新車を対象としたボッシュの調査によると、ドイツでは約4台に1台がドライバーの眠気を感知出来る事が分かった。
ユーロ NCAP(ヨーロッパで実施される自動車安全テスト)の新しい評価基準により、ドライバーアシスタンスシステムの導入が推進されている。その為、ドイツでは72%もの追突事故による怪我人の発生を未然に防ぐ事が可能という。
ドライバーアシスタンスシステムに必要なレーダーとビデオセンサーの売り上げも大幅に伸びており、ボッシュの2014年の売り上げ数は昨年の2倍以上の200万台を超える見込みである。
(画像はプレスリリースよりPhoto:Bosch)
6つの重要なアシスタンスシステムとは
最もよく使われているアシスタンスシステムは以下の通りである。
(画像はプレスリリースよりPhoto:Bosch)
ACCとACCストップアンドゴー(4%の新車に導入):前方の車と一定の距離を保つ。また、渋滞時に速度を調整し、自動的に停車や発車をさせる事ができるシステムである。このシステムは渋滞時の疲れからドライバーを解放する。ボッシュは低価格のセンサーを提供し、小型車にもアシスタンスシステムを導入出来るように努力している。
道路標識自動認識(4%の新車に導入):ビデオカメラが速度制限や進入禁止の標識を読み取り、ダッシュボードに対応するマークを表示するシステムである。ボッシュはスマートフォンユーザー向けの無料サービスとして、スマートフォンのカメラを使って道路標識を認識するアプリも提供している。
レーンアシスタンス(10%の新車に導入):レーンをドライバーが意図せず超えた時にステアリングホイールの振動などで異常を知らせる。レーンに近づきすぎると自動でステアリングを反対方向に動かすレーンキーピングアシスタントというシステムもある。レーンチェンジングアシスタントモニターは後方から他の車が接近している時や死角に入っている時にサイドミラーの警告ランプを点灯させて知らせる。
自動緊急ブレーキ(11%の新車に導入):システムが障害物を感知すると緊急停止の準備をし、ドライバーが反応しないと緊急停止する。2016年にはユーロ NCAPで最高評価である五つ星を取得する為にはこのシステムの導入が必須となる。
インテリジェントヘッドランプコントロール(20%の新車に導入):夜間のトンネル、対向車の有無など状況に応じてハイビームやロービームを切り替えるので、他車のドライバーの目をくらませる心配なく最適な照明を維持する。
眠気感知(23%の新車に導入):疲れを覚えたドライバーは正確なステアリングが出来なくなり、小さなミスの修正を繰り返すようになる。疲れ特有の動きだけでなく走行時間なども考慮して分析。眠気を感知すると音や表示でドライバーを警告する。
世界で最も大きな自動車部品サプライヤーであるボッシュは全てのドライバーアシストシステムに対応する。ボッシュのシャシーシステムコントロール事業部長のゲールハルトシュタイガーは、以下のように述べている。
「交通事故による死者の撲滅がゴールであるビジョンゼロを実現する為には、ドライバーアシスタンスシステムは必須です。このゴールはユーロNCAPの新しい評価基準にも反映されており、自動緊急ブレーキとレーンキーピングアシスタントの導入を後押ししています。」(プレスリリースより引用)

ボッシュプレスリリース
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