工学院大学チームが優勝
NTN株式会社(以下、NTN)は、8月に秋田県大潟村で開催された「ワールド・グリーン・チャレンジ」のソーラーカー部門に参加した工学院大学の車「プラクティスα」にベアリングを供給し、工学院大学は、「総合優勝」と「クラス優勝」を獲得、また「技術賞」と「大潟村市長賞」も受賞した。
(画像はプレスリリースより)
「ワールド・グリーン・チャレンジ」は、ソーラーカーなどの車が、3日間にわたって、25キロのコースを合計24時間走り、走行距離を競争する大会。今年は、台風の影響により大会の大半がキャンセルを余儀なくされ、最終日8時間のみのレースとなったが、工学院大学チームはスタートからペースを維持し、2位以下に1周以上の差をつけて、圧倒的な勝利を収めた。
NTNのソーラーカーベアリング
NTNがソーラーカーのために開発した特別な深溝玉軸受は、高精度のレベルを保ち、回転精度を上昇させる。摩擦を最小限に抑える低粘度のグリースが使用され、また、転がり接触面の曲率を変更したうえでセラミックボールを使用したことにより、接触面積を低減し、低トルクを実現した。これにより、従来の製品に比べて回転トルクは50%低減。
また、砂漠地帯を走行するための準備として、非接触ゴムシールを採用し、異物の侵入に対する抵抗性も改善されている。
NTNが、はめあい寸法などの技術的なアドバイスをしたことにより、これらの軸受は、高回転精度と低トルク仕様を提供、より長い距離の走行が可能となった。
工学院大学との連携~来年へ向けて
チームリーダーである濱根准教授は、次のような感謝のコメントを述べた。
「ベアリングの調子は最高でした、天候に左右されない燃料電池車を破っての総合優勝に加えて、私たちのチームは、技術賞やその他の賞を獲得することができました。ご協力ありがとうございました。」(NTN HPより引用)
工学院大学は、来年開催される「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に参加するために、すでに新しいマシンの開発を始めている。NTNも、新しいマシンにベアリングを提供する予定であり、世界的なレースでの勝利が期待される。

NTN Press Release
http://www.ntn.co.jp/english/news/press/news201400078.htmlWorld Green Challenge HP
http://www.wgc.or.jp/