TRW、9月15日にミシガン州で半自動運転を披露
世界有数の自動車部品メーカーであるTRWオートモーティブ・ホールディングスは、9月15日にミシガン州で行われたライド&ドライブイベントにて同社の半自動運転技術を顧客とメディアに披露した。
(画像はTRW社ホームページより)
このイベントでドライバーは自動ステアリング、ブレーキ、加速を時速40.2kmを超える速度で行う「ハイウェイドライビングアシスト」を体験した。TRW販売および事業開発執行副社長のピーターレイク氏は以下のようにコメントしている。
「ここ12~18ヶ月の間に半自動運転、そして自動運転の技術が今後社会に与える利点の大きさを業界が認識し、強力な推進力を得ました。例えば、現在ほとんどの自動車事故が人為的ミスにより起こり、集中力の欠けた運転が深刻な問題となっています。半自動運転は事故死を減らし、通行人、およびその他道路を使用する人々の安全性を高める効果があります。」(プレスリリースより引用)
レイク氏によると、渋滞アシストという形での半自動運転システムはすでに量産車に搭載されているが、自動運転が出来る車を生産するには法的な問題も含め、クリアしないといけない課題が多いという。
デモンストレーション車に搭載された技術
ミシガン州で行われたライド&ドライブイベントのデモンストレーション車には以下の最先端技術が搭載された。
1.TRW社のAC1000レーダー
2.次世代カメラの試作品
3.ベルトドライブ式電動パワステ(EPS BD)
4. 横滑り防止システム(ESC)の「EBC 460」
5.アダプティブクルーズコントロール(ACC)
6. レーンセンタリグアシスト(LCA)
ACCは前方の車が速度を変更したり、横入りをされた際など状況に応じて自動的に速度を上げたりブレーキをかけ、一定の車間距離を保つ。同時に前方に設置されたカメラが自動車がレーンの中心にいる事を監視する。ドライバーは危険を感じた時はいつでも簡単に自動運転を無効にする事が出来る。
レイク氏は以下のように述べている。
「今回のTRWデモンストレーション車はシステム統合の世界におけるマイルストーンを象徴しています。これが実現できるのは世界でも唯一、完全なる安全システムのサプライヤーであるTRW社だけです。これらの技術の素晴らしい所は、とても柔軟に他の用途に応用できる所です。例えば、ドライバーアシストのハードウェアは緊急ステアリングアシスト機能にも使えます。」
プレスリリースより引用)
将来、360度センサーシステムも披露予定というTRW社。これからの10年間が自動車の操作性だけでなく、道路の安全性も大きく改善する山場であるという。

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