欧州でTPMS義務化 コンティネンタル、自社技術を紹介
今年11月よりEU圏内のすべての新車について、タイヤに専用のセンターを搭載し空気圧をモニタリングするTire Pressure Monitoring System (TPMS)の搭載が義務化される。これを前にコンティネンタルでは16日、同社のTPMS技術の利点および今後の展望についてニュースリリース上で公開した。
(画像はニュースリリースより)
対応に追われるサービス工場 問題の互換性を改善
今回の義務化に伴い、もっとも対応を迫られる業種の一つが自動車のサービス工場だ。サービス工場ではタイヤ交換のたびにTPMSが適切に動作するか確認する必要があるが、これまで各センサーは特定のモニタリングシステムと1対1対応となっていることが多く、互換性の低さが問題となっていた。
そこでコンティネンタルでは、自社のVDOブランドに基づく新規格を提唱。同ブランドの規格にのっとったセンサー搭載車両であれば、いずれの車両にも対応できるシステム作りを整える方針だ。
利点はこれだけにとどまらず、あらかじめ用意されたプログラムに沿って作業を進めることで、従来車両が変わるたびに必要だった車両の登録作業の簡略化に成功。こうした利点は、日々多くの車両を扱うサービス向上にとって大きなメリットとなることが考えられる。
コンティネンタル、取り扱い技術の幅で優位に
コンティネンタルのセンサーはタイヤにおける搭載位置にもこだわっており、他社の多くがタイヤのバルブへの装着を行う中、コンティネンタルではタイヤ表面のすぐ内側にセンサーを配置。これにより、素早い交換と外部要因による損傷からの保護を両立する工夫がなされている。
同社では従来式の空気圧測定技術はもちろん、タイヤとそのセンサー技術、さらにはモニタリングシステムなどの電子機器までを幅広く手掛けている点に独自性があると述べており、すでに北米市場で高い実績を獲得しているという。こうしたこうした技術と経験を生かし、同社では続く欧州市場でも成功を収めたい考えだ。

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-corporation.com/