内装部品分野でトップサプライヤーへ
車体のヘッドライナー(天井部分の内張り)の分野で、既に世界トップメーカーであるグルーポ・アントリンは、自動車内装の世界最大のサプライヤーになろうとしている。
(画像はグルーポ・アントリンHPより)
現在トップ10内にあるグルーポ・アントリンが、トップの地位を獲得するには、マグナ・インターナショナル、フォルシア、ジョンソンコントロールといった大手企業に打ち勝つ必要がある。
グルーポ・アントリンは、2013年には自動車メーカーへの世界的な販売が36.3億ドルを計上し、オートモーティブニュースにおけるグローバルオリジナル機器部品サプライヤートップ100リストで、第57位にランクされた。
副会長エルネスト・アントリンのインタビュー
1995年から副会長であるエルネスト・アントリン(49)は、オートモーティブニュースヨーロッパの編集者とのインタビューで、会社の将来について議論した。
その中で、グルーポ・アントリンの長期的な目標を、「世界最大の内装部品サプライヤー」と掲げている。また、車体の内装部品分野での買収や統合の動きについては、現在50社ほどある内装部品サプライヤーは、最大で7社から10社程度になり、そのうちの3、4社が、世界的なリーディングサプライヤーになると予想。
現在の世界の自動車業界の傾向については、規模の経済を得るために、また、世界中で同じ基準で同じ車を生産できる工場向けのコンポーネントを供給するために、メガプラットフォームとキャリーオーバーパーツが必要とされている、としている。
世界での販売状況
さらに、今年後半から2015年における、グルーポ・アントリンの販売見通しについては、次のように述べている。
「我々は、NAFTA、特にメキシコと、アジアで大きな成長を遂げています。ヨーロッパでの成長はわずかであり、南アメリカでは厳しいものとなっています。また、ブラジルの市場と経済は非常に悪く、アルゼンチンも同様です。南アフリカでは、不況のための準備をしていたので、工場を再編している最中です。来年も、ヨーロッパ、アジア、NAFTAは発展する見込みであり、我が社も成長することを期待しています。中国は、ここ数年のような60%の成長はないものの、6%から7%程度の成長が見込まれます。」(オートモーティブニュースから引用)
その他の地域での販売については、ロシアでは、状況は非常に困難であり、売り上げも予想よりも悪くなっている、としている。中国、モロッコ、インド、ルーマニアでの販売は拡大しており、ルーマニアでは、現在ある工場を閉鎖して、1キロほど離れた場所に倍程度の大きさの工場を建設し、電子機器や照明システムを製造する計画であると述べている。
最後に、メガプラットフォーム用の部品を供給した場合のリスクについては、次のように述べた。
「プラットフォームが大きくなればなるほど、問題があった場合のリコールが大規模になります。それがメガプラットフォームの問題点です。幸いなことに、私たちはドライバーの安全性に影響が出るような製品の生産は、あまり多くありませんが、リコールはリコールであり、多くの費用がかかります。保険はその一部をカバーしますが、全部ではないのです。」(オートモーティブニュースから引用)

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