利益獲得機会
R&Dの費用にも関わらず、衝突回避技術は利益性を見込めるかもしれない。それは、自動車メーカーが高級車だけでなく、主流車にも低速衝突回避技術を追加しているからだ。衝突回避コンポーネントからのTRWの収益は、プラントCEOによると、2018年までに8億ドルに達するという。
今後2年ほどの間に、自動車メーカーは、加速、制動及び高速道路で車線を変更することができる自動走行車を提供するだろう。これらのいわゆるレベル3自動走行車の年間世界売上高は2020年までに合計90万台、2030年までには1,400万台とIHSにより予測されている。
より洗練された無人車両もまた、販売されることが期待されている。それらは、2030年までの売り上げ予想を推定2,100万台まで引き上げる。しかし、より洗練された技術が上市されない場合であっても、サプライヤーは基本的な衝突回避技術で収益を稼ぐことができる。
(画像はTRW社HPより)
自動車メーカーの勝者は?
TRWは新しいレーダーユニット「ダブドAC100」を設計した。これは、車両に装備されたカメラとペアになって、通常の高速道路の条件下で、自動的に加速、制動及びステアリング操作を行う。
TRWは2016年に、無人化技術の重要な部分を製造する生産契約を結んでいる、とウィーデル責任者は語った。ウィーデル氏はTRWの顧客名を明かさなかったが、彼はヨーロッパの自動車メーカーが、新しい技術を本格展開するため熱望していることを示唆した。
複数の自動車メーカーから、この技術タイプの上市があるだろう、ともウィーデル氏は述べている。ただTRWの技術上いくつかの制限があり、これは、通常の日中での高速道路走行を意図していて、車両が車線変更するようには設計されていないとのこと。
しかしウィーデル氏はTRWがより洗練されたユニットを開発していることを指摘し、それが他の車両や歩行者との衝突を避けるために、自動的に車線を変更することができるとしている。このような車両は道路状況の360度ビューを提供するため、4つのレーダーユニットと4台のカメラを装備する。
ウィーデル氏は、TRWが複数の顧客とその技術開発に取り組んでいると述べ、車線変更車両は2016年から2018年までにはデビューすると予想している。
「これらの開発には十分な時間がある。」ソマーとプラント両CEOは短期的な見通しについて楽観的である。
「私たちは完全な自動運転車両を持っていない場合でも、私は売上高の伸びは十分あると思います。この分野には驚異的な成長性があるからです。」とプラントCEOは述べた。

PlasticNews
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