大学生の自動車技術競技大会
韓国最大手の自動車メーカーである、ヒュンダイ・モーター(以下、ヒュンダイ)主催の、次世代の自動車技術競技大会が、華城市のITSテストコースで行われた。10月2日の決勝戦は、あいにくの雨だったにもかかわらず、会場は熱気に包まれた。
この自動車技術競技会は、韓国唯一の自動車指向の競技会で、大学生が実際に自動車を製造し、互いに競争し合う。大学生が自ら製造した自動車に、独創的な将来の自動車技術を考え搭載する、という目的で始まった競技会だ。
この大会で、準備段階からカウントされる得点に基づき、決勝に残った12チームから上位4チームが最終決戦に駒を進めた。韓国科学技術院(KAIST)・ソウル大学・国民大学校・漢陽大学校の4チームは、観衆の前で最後のデモンストレーションを行った。
自律走行車
2010年の第10回大会以来、大会のテーマは「自律走行車」となった。これにより、大会に参加する大学生は、サーキットを走る「無人自動車」を作ることが出来るようになった。
「自律走行車」の定義は、自制式のステアリング・シフトチェンジ・アクセルとブレーキが、GPS・カメラやレーダーによって周囲の環境を自動認識しドライバー無しで走行」することを指す。自律走行車は、自動車産業界において、今や最も熱い課題だ。
大会の意義
ヒュンダイは、決勝に進出した12チームすべてに、車両と最大で9000万ウォンを研究費として提供した。また、参加学生らは、顧問研究者と研究開発の体験を共有することが出来た。
韓国では、自動車による事故で、毎年5400人が死亡し178万人が怪我をしている。こうした事故に伴い、毎年12兆8000億ウォンを損失している。間接的な損害賠償を含むと、全体の財政損失額は、毎年さらに40兆ウォン上乗せになる計算だ。
自律走行車が自動車事故による犠牲と損失を急進的に減少させると高く期待されている。
自律走行車への期待
ヒュンダイを含む世界の主要な自動車メーカーは、独自に自律走行車のテクノロジーを確保しようと必死だ。GoogleのようなIT会社も、無人車両の開発に乗り出している。
自動車技術競技会で学生によって発見される、新たな視点でのテクノロジーは、韓国の自律走行車の開発に大いに貢献してると言える。環境に配慮した自動車のテクノロジーとともに、自律走行車のテクノロジーは、今後の韓国自動車産業の鍵となる。

ヒュンダイ
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