レーザースキャナーによりシステム制御
2016年にドイツの高級車メーカーが、フランス自動車部品メーカーであるヴァレオ社の自動バレーパーキングプログラムを採用する模様である。しかし、ヴァレオ社はどの自動車メーカーが最初にこの新技術を採用したかは明らかにしなかった。
この運転支援プログラムは駐車にかかわる作業が自動的に行われ、ドライバーが自動車を降りてキーのボタンを押すと、自動車が駐車スペースを探しながら無人走行で駐車する。また、その後、ドライバーが自動車に乗る時もキーのボタンを押すと自動車が駐車場から無人走行でドライバーを迎えに戻ってくる。
このシステムは、グーグルの自動運転車両などがセンサーを利用して他の車両の動きなど周囲の環境を認識する方式とは異なり、ヴァレオ社はレーザースキャナーと超音波およびカメラセンサーのデータから自動車の動きを管理するソフトウエア制御を行っている。
ヴァレオ社は、既に新たに2つの機能を追加した二世代目の自動バレーパーキングシステムの開発を行っている。この二世代目のシステムは、自動車が駐車場側から空スペースの情報を得てその空きスペースを確保することができる。また、自動車からドライバーが下車した場所と乗車する場所が異なっていても対応することができるようになる。
ハイテク企業になることが目標
ヴァレオ社の最高経営責任者であるジャック・アシェンブロワ氏は次のように述べている。
「ドライバー支援プログラムと排ガス削減の2つが、ヴァレオ社が研究開発に力を入れている分野である。この運転支援システムは、ドライバーからつまらない運転作業を低減してくれる。ヴァレオ社がハイテク企業になることを狙っている。自動車部品メーカーは自動車をつくることはできないが、ハイテク企業になれば自動車産業に大きな影響を与えることができる。」(Wards Autoより引用)
昨年ヴァレオ社は、売り上げ11億ユーロの10%にあたる金額を研究開発に投資しており、また1,300人のエンジニアを採用している。
ヴァレオ社はパリで開催されているオートショーで、他にもいくつかの新技術のお披露目を行った。例えばInBlueスマートフォンと呼ばれる自動車用の電子キー技術。この技術を使えばスマートフォンの持ち主と家族がスマートフォンを通じでキーを共有し自動車を運転することができるようになる。

Wards Auto
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