ベントラーのリーフスプリング、ボルボの新型車に搭載
ベントラー参傘下のジョイントベンチャー、ベントラーSGL製造のリーフスプリングが、ボルボが発売する新型車XC90に搭載されることが分かった。リーフスプリングで使用する樹脂の供給元であるヘンケルが7日、明らかにした。
(画像はプレスリリースより)
困難といわれた量産化に成功 軽量化などメリット大
自動車業界では近年軽量化が一つのトレンドとなっており、なかでもコンポジット部品の採用は軽量化につながる有力な手法として注目を集めている。しかしその一方で生産の効率に問題を抱えており、コンポジット部品の量産はこれまで困難とみなされてきた。
今回ベントラーでは樹脂生産に長けたヘンケルとの提携により、大量生産可能なコンポジット製リーフスプリングの開発に成功。車体への搭載方法にも工夫を凝らすことで、従来のコイルサスペンションを搭載した場合と比べおよそ4.5Kgの軽量化を実現している。
また副産物として、快適な乗り心地を妨げるノイズや振動、軋み音が削減されたほか、従来のスプリングを搭載する場合と比べ省スペースを実現、トランクの大型化にも貢献している。
ベントラー、ヘンケルとの提携でさらなる展開図る
今回開発されたリーフスプリングは、今後もボルボの新型モデルに随時組み込まれる計画となっている。こうした見通しのもとベントラーSGLでは同製品について、年間およそ数十万個の生産を予定しているという。
また同社では今回、ヘンケルの技術を採用したことで可能性が開けたとの認識を示しており、今後他の自動車部品における応用も視野に提携を深めていくとの考えを示唆した。

ベントラー
http://www.benteler.de/ヘンケル プレスリリース
http://www.henkel.com/press-and-media/press-releases