新技術で燃費ロスをゼロ
韓国の大手自動車部品メーカーである萬都は、燃費を劇的に向上する新型ブレーキキャリパー「Active Retraction Caliper (ARC)」の開発に成功したと発表した。今回開発されたARCは、通常のキャリパー式のブレーキと異なり、ドライバーがブレーキペダルから足を離すと、瞬時にブレーキローターとブレーキパッドの間に隙間を持たせることができ、これによりブレーキによる燃費のロスをゼロにすることができる。
一般的なキャリパー式のブレーキは、ブレーキパッドをブレーキローターに押さえつける役割を果たし、摩擦による車両を停車させる。しかしこれまで技術的な理由から車両が再び動き出した時に、ブレーキパッドがすぐにブレーキローターから解除されず、これが燃費の悪化につながっていた。
既に自動車メーカーと共同プロジェクト
同社によると、ARCには他社の製品にはない独自のブレーキパッドを解除する専用システムを採用している模様である。また、既に韓国および海外の自動車メーカーがこの新型キャリパーに関心を寄せているとしている。
この新型キャリパーは、イギリスの自動車専門誌UKIP Media and Eventsが行っている「Vehicle Dynamics International Awards」で革新的な製品として紹介された。また、萬都はこのキャリパーでEUのエコイノベーションの認証を獲得するべく、ヨーロッパの自動車メーカーと共同プロジェクトをすすめている。

Yonhap News Agency
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