地元の雇用促進団体と提携
ティッセンクルップ社の自動車用ショックアブソーバーメーカーであるビルシュタインのアメリカ子会社Bilstein of Americaでは、通常は契約社員が試用期間の90日を過ぎて正社員として雇用された場合、特に入社式などは行われていない。しかし、今回はこれまでとは多少異なっていた。
先週月曜日に特別な入社式が行われ、名前入りブルーのユニフォームが6人の障がい者達に手渡された。彼らはこれで正式なビルシュタインの社員になったのであり、これから他の社員達と同様に仕事に従事していくことになる。
間違えた先入観が問題
オハイオ州ハミルトンにある同社は、会社が成長するとともにこれまで何百人もの社員を採用してきたが、昨年よりButler County Board of Developmental DisabilitiesとOpportunities for Ohioans with Disabilitiesという地元の障がい者雇用促進団体と新たに提携を行い、マテリアルハンドリングやその他の作業に従事してもらうために障がい者の採用が行われ、地元採用のコーチによる障がい者達への作業訓練も行われた。
今回のビルシュタイン社による障がい者の雇用促進について、「彼らに障がいがあるにもかかわらず、フルタイムで勤務して生活に必要な賃金を得る機会を与えてくれた。これからもこの地域で理解のある雇用主を探していく」と雇用促進コーディネーターは語っている。
世間一般では、まだ「障がい者は作業を行うことができない」という間違えた先入観があり、これが雇用促進を進めるうえで大きな問題となっている模様である。しかし、ビルシュタイン社によると、今回採用した障がい者達の仕事ぶりに満足しており、一般の従業員から特に大きな問題が起きたという報告もなく、今後も障がい者の採用を拡大していくとしている。

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