「HMeye」コックピット、視線で車内機器をコントロール
ビステオン社は視線で自動車内の特定の操作を選択し、機器に指示を送る事を可能とするコックピットの構想を公開した。
隠された視線追跡カメラがデータを捉え、高度なHMI(ヒューマンマシンインタラクション)を実現する。この構想は自動車メーカーはもちろん、自動車オーナーからも高い関心が寄せられている。
ビステオン社は構想の最終段階を詰める前にリサーチクリニックにて初期バージョンを消費者に公開した所、体験者の81%がシステムを「操作しやすい」と感じ、78%が使用感を「楽しい」と感じたという結果を得た。
ビステオン社の開発努力と目的
ビステオンエレクトロニクスの社長であるMartin T. Thall氏はビステオン社の開発に関する取り組みについて以下のように説明している。
「ビステオンは自動車業界から離れた所で発見される事の多い最先端の技術を取り入れた試作品を積極的に紹介していきます。顧客とのコミュニケーションを通し、運転をより快適にする為のクリエイティブなひらめきを集めています。」(ニュースリリースより引用)
視線でコントロールする「HMeye」コックピットの目的は、HMIコントロールソリューションを実現し、ドライバーがホイールから手を離す必要がなくなる事でより運転に集中できるようにする事である。
ラジオ、室内温度、ナビゲーションといった操作はドライバーの視線だけでコントロール可能という。視線で操作を選択し、ホイールで確定するという仕組みにより素早く指示を送るので、道路から視線を外す時間を最小限に抑える事が出来るという。
ビステオン社のイノベーションマネージャーであるPaul Morris氏は「HMeye」システムの持つ可能性について以下のように述べている。
「カメラのテクノロジーの進化、そして小型化により自動車業界が良心的な価格で車載システムにカメラを活用できるようになりました。このシステムにより公開された技術は将来の自律運転につながる可能性を秘めています。」(ニュースリリースより引用)
(画像はニュースリリースより)

ビステオン社 ニュースリリース
http://www.visteon.com/media/