タカタ、リコール問題で2億ドル超の損失
タカタ製造のエアバッグに関するリコール問題は、発生から約1年を過ぎ長期化の構えを見せている。Just Autoが7日報じたところによると、タカタではリコール問題への対処に際し、本年度での損失がおよそ2億4千万ドルに上るとの予測を発表したという。
相次ぐリコール タカタ、NHTSAと調査
発端は昨年4月、アメリカにおけるタカタの子会社、TK HOLDINGS INC.が製造した助手席用エアバッグのインフレーターに不具合があるとして、製造各社からのリコールが相次いだことに始まる。
今年6月にはトヨタ、つづいて日産、ホンダおよびマツダの各社が相次いで追加のリコールを実施するなど、依然として問題の火はくすぶり続けている。
こうした状況を受けタカタでは、アメリカ運輸省の高速道路交通安全局(NHTSA)と協力して欠陥の調査にあたってきた。そのNHTSAは今年6月、調査結果を踏まえての声明を発表した。
高温多湿が誤作動要因か 対策急がれる
NHTSAでは調査で確認できた6件の事例について、いずれもプエルトリコやフロリダなど湿度の高い環境下での事例であることから、高温多湿な環境がインフレーターの誤作動につながった可能性があると指摘した。
そのうえでNHTSAは、今回の声明がごく限られた数の事例に基づくものであることにも言及。早急なリスクを避けるべく、製造各社はまず高温多湿な地域に限ってのリコールを実施すべきだとの提言を行っている。
タカタの高田社長は広報資料にて、製造各社とその顧客の安全に対して責任を負う姿勢を強調し、今後もNHTSAや製造各社と連携して問題解決に取り組むとの考えを示している。

TAKATA:NHTSA Defect Investigation
http://www.takata.com/pdf/140620_EN.pdfNHTSA:NHTSA Statement on Takata Air Bag Inflators
http://www.safercar.gov/Vehicle+Owners/NHTSA-statementJust Auto
http://www.just-auto.com/news/takata-predicts-us244m