BMWに搭載 GKNの新型トランスミッション
GKNドライブラインは10日、BMW i8用のトランスミッション機構である“ツースピードeアクスル”について、生産を開始したことを明らかにした。
パフォーマンス向上とスムーズなギアシフトを実現
ツースピードe アクスルは、従来のシングルスピードトランスミッションにギヤ比を追加した、ハイブリッドカーおよびEV車用の2段変速機構だ。
同社によれば、eアクスルは従来製品の課題であった加速と最高速度の制限を解消。車両のパフォーマンスを改善するとともに、電気駆動による走行距離を伸ばしてCO2排出量の削減にも貢献しているという。
また同製品はシフト機構の位置に工夫を凝らすことで、関連システムの軽量・小型化に成功。この工夫はギアシフトの際の騒音と違和感を最低限に抑えることにもつながり、状況を問わないスムーズなギアシフトが可能となっている。
展開可能性大きな新製品 今後も開発進める
GKNによれば、今回のツースピードeアクスル生産は業界で初めてのケース。電気自動車を生産する各自動車メーカーでは、コスト削減と軽量化の観点から電気モータの小型化への要望が高まっており、今回のeアクスルはそうしたニーズに応え得る高品質な製品であるとの認識を示している。
また同技術は前輪ないし後輪の一方をエンジンで、もう一方をeアクスルで駆動することで、パフォーマンスと燃費をさらに向上させる“アクスルスプリットハイブリッド”への展開の可能性を秘めているという。同社では今後パワートレイン等も含めた技術開発を進め、将来におけるハイブリッドカーおよびEV車への貢献度を高めたい考えだ。

GKNドライブライン ニュースリリース
http://media-centre.gkndriveline.com/drivelinecms/