1億ユーロの投資で既存工場を拡張
自動車用トランスミッションサプライヤーであるゲトラグ社は、ドイツと中国で生産している最新の7速デュアルクラッチトランスミッション7DCT300をイタリアのバーリ市モドゥーニョでも生産を行うと発表した。
既存の生産施設に1億ユーロを投資することにより8,000平方メートルの拡張を行い、ここにトランスミッション生産設備を導入して7DCT300の生産を行う。現在、この工場では既に低トルク用のデュアルクラッチトランスミッション6DCT250を生産しており、約800人の従業員が働いている。
ハイブリッド車にも搭載可能
新しいモジュールプラットフォームにより、7DCT300は最高トルク300Nmに耐えられるように設計されており、インテリジェント・パワー・オン・デマンドのアクチュエーションシステムである「Smart Actuation」により、7DCT300の高効率化に成功した。このシステムは電球より少ない約20Wのエネルギーで、従来のトランスミッションより10~20パーセントの高効率化を達成している。
またハイブリッド用の7DCT300は、車両側の取り付け場所の大きな設計変更をせずに搭載することができる。そのため自動車メーカーは既存の生産ラインで従来の内燃機関車両とハイブリッド車両の両方を組み立てることが可能となる。
この7DCT300のアプリケーションは、48Vのマイルドハイブリッド車両から、360Vのプラグインハイブリッドまで対応可能となっている。

ゲトラグ プレスリリース
http://www.getrag.com