40人に影響が及ぶ見通し
メリトール社は、米国オハイオ州のヒースにある生産施設を2015年9月30日までに閉鎖すると発表した。この決定に伴い、現在この工場に勤務する40人の従業員に影響が及ぶことになる。
現在、ヒースにある生産施設では、小型および大型バス、軍用車両などシビアな環境向けの自動車用ハウジング、べべルギア、ヘリカルギア、ヘリカルシャフトの生産と組み立て、およびビーム加工、熱処理などを行っている。
軍事車両などの需要減が原因
メリトール社のゼネラルマネジャーのウェイン・ワトソン氏は次のように述べている。
「この度の生産施設閉鎖は、全社的な方針によるコスト競争力の向上が目的であり、競争が激しい環境の中で生き残るために必要なことである。また、軍事産業向け車両の需要が少ないことも原因である。2009年の不況以来、需要が回復しておらず、いまだ2009年以前のレベルに達していない。」(プレスリリースより引用)
従業員、組合および地方自治体関係者には、労働者調整・再訓練予告法(WARN)に基づき事前予告が行われた。これによりヒースでの事業は今後3~6カ月間の期間に順を追って縮小されていくことになる。
また、ヒースで働いていた従業員達には、1951年の朝鮮戦争で使用された車両向け部品に携わって以来、軍用およびシビアな環境向けの自動車用の部品生産に長年にわたり従事できたことを誇りに思ってほしいとメリトール社の関係者は語っている。

メリトール プレスリリース
http://www.meritor.com