ORC技術の強化が目的
ドイツのシュトゥットガルトを拠点とするマーレ社は、Amovis GmbH(以下、Amovis社)の全株式を購入することで、2015年1月1日にさかのぼり同社を子会社とすることを発表した。
マーレ社はこの企業買収により、クリーン技術による製品、プロセス、サービスを強化、また、天然資源を効率的に使用すると同時に、汚染物質の排出を削減する戦略的なコミットメントを行うとしている。
Amovis社はベルリンで2003年に設立され、現在25人の従業員がおり、有機ランキンサイクル(以下、ORC)技術を活用した排熱エネルギー回収において高い競争力を有している。
2020年の市販化に向けた投資
ORCシステムは、内燃機関の排熱を電気エネルギーに変換するものであるが、この技術を活用することで商用車の燃費を最大で4パーセント向上させCO2を大幅に削減することが可能となる。
Amovis社は現在、高効率かつ経済的なアキシャルピストン機の開発を進めており、これに対してマーレ社は熱伝達技術によるORCアプリケーションに強みを持っている。
そのため、マーレ社がAmovis社の技術を取得することでマーレ社は完全なORCシステムの構築が可能となる。ユーザーはCO2の大幅な削減に向けてこの技術に関心を示しており、マーレ社のORC技術を搭載したトラックは2020年より市場導入ができると予測されている。

マーレ プレスリリース
https://www.mahle.com