北米における初のクラス6・7トラック用DCTに貢献
ボルグワーナーは5日、イートンの新型7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)である「Procision(TM)」へ、クラッチモジュールの「DualTronic(TM)」を提供することを明らかにした。
イートンのProcision(TM)は、北米におけるクラス6およびクラス7の中型トラック用としては初のDCT製品だ。この開発に当たり、ボルグワーナーは商用車のための特別なDCT技術を開発するべく、イートンと密接に連携。
高品質の湿式摩擦材を用いることで、ギアシフト時の応答性に優れる上、ダイナミックなパフォーマンスと高い耐久性を備えたDualTronic(TM)を生み出した。
イートンのニーズを満たしつつ、耐久性を第一に設計
DualTronic(TM)において、ボルグワーナーは硬質なマテリアルを用いて磨耗を最小限に抑えるとともに先進的なデザインを採用し、イートンの求める重量と性能を満たすことに成功。
また各部の工夫によってスピン損失を最小化するとともに、優れた耐熱性と高いトルク容量、信頼性の高い動作を長きにわたって提供。商用車が長距離を走行することを踏まえ、製品の耐久性を重視した設計とした。
燃費性能と優れたパフォーマンスを両立
また機能面においても、奇数比と偶数比それぞれに対応する2つの湿式クラッチを備えることで、パワーロスの無いギアシフトを瞬時に実現。
結果として、Procision搭載車は従来のトルクコンバータ式AT(オートマチックトランスミッション)搭載車両と比較して8~10%の燃費向上に成功しており、自動変速の利便性とスムーズな変速に加え、マニュアル・トランスミッションの燃費を併せ持った製品に仕上がった。
BorgWarner Transmission Systemsのロビン・ケンドリック氏は、乗用車市場で実績のあるDualTronic(TM)を今回改良したことで、商用車市場にもその優れた燃費性能とパフォーマンスを届けることが可能になったと説明。日々トラックを利用する運輸業界の企業にとって、これら性能が大きなメリットになりうるとの認識を示した。
(画像はプレスリリースより)

ボルグワーナー プレスリリース
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