インドで人気のハッチバックに搭載
オートマチックマニュアル変速機(AMT)はインドでは非常に人気のあるギアボックスである。マルチスズキ社は今年の年初にAMTを搭載するCelerioを導入したが、最近フェイスリフトを行ったAlto K10にもこのAMTを搭載している。今度導入されるWagonRにもAMTが搭載されると見込まれているが、関係筋によると搭載されるのはWagonRのStingrayモデルのみになりそうである。
WagonRはその背の高いデザインと広いスペースからインドで人気があるハッチバックモデルである。StingrayはWagonRをベースにしており、外装を変更することにより標準のWagonRよりプレミアムなエクステリアとなっている。Stingrayには、プロジェクターヘッドライト、新型のバンパー、デザインが変更になったリアライト、スポーティーで新デザインのアルミホイールなど専用の装備がなされており、標準装備品はStingrayのAMT搭載モデルにも、標準モデルと同等の装備がほどこされる。
AMTの供給量確保が成功のカギ
WagonRのStingrayモデルには1リッター67馬力のエンジンが搭載され90Nmのトルクを発生する。そしてAMT搭載モデルは、5速マニュアル変速機から、CelerioとAlto K10のAMTモデルにも採用されたMagneti Marelli社製の5速オートマチックマニュアル変速機が搭載される見通しである。
マルチスズキ社にとって人気の新型モデルの導入は良いニュースではあるが、高まるAMT搭載車両の需要に応えることができるであろうか。現在、マルチスズキ社はMagneti Marelli社より毎月3,500台のAMTの供給を受けているが、この供給量で長期化する同社の納車期間を解消することは困難と思われる。現在、マルチスズキ社は、AMT搭載モデルをインド市場で販売し、かつ長い納車期間を短縮するために、毎月5,000台のAMTの供給をMagneti Marelli社と交渉中である。
AMTを搭載するWagonR Stingrayは2015年初頭の導入が予想されており、ベースのハッチバックモデルより35,000~50,000ルピー高い値付けになると思われる。そしてこのモデルによりタタ社のBoltモデルを迎え撃つ計画である。

Carwale
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