より厳しい排出基準が追い風に
KSPGグループは、11月25日、同グループ傘下のPierburg GmbHが操業するスペインのバスク地方にある工場から、7,500万個目の再循環バルブ(EGR)を出荷したと、プレスリリースで発表した。Pierburg GmbHのスペイン工場は、同バルブのリード施設としてランクされ、1994年から毎年、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン向けに、平均約500万個を送り出しているとのこと。
EGRバルブの働きは、エンジンに排気ガスの再循環を制御することだ。この排出量削減部品の成功は、世界的に、今までより厳しい排出基準になってきたことによるという。EGRバルブは、将来のエンジン世代の安定した部品としてさらに開発されてきた。最新のEGRバルブは非常にコンパクトな低重量設計で、また、2013以来、ドイツの大手OEMで一連の生産モデルに使用されてきたとのこと。
EGRは燃焼中の酸素濃度を低下させる。従って、よりゆっくりと、より低い温度を保ち、窒素酸化物の生成を減少させる。
排出量だけでなく省燃費にも
今日においてもEGRは、既に燃費向上のため、従来のガソリンエンジンに使用されている。小型化され、より高い圧縮比を持つターボ付きガソリンエンジンでは、EGRは将来的に、さらなる省燃費潜在力を持つようになるという。
厳しい窒素酸化物の制限を遵守するための別のオプションは、冷却された排気ガスの外部再循環である。この目的のためビジネスユニットは、コンパクトな寸法と相まって、優れた長期的な冷却効果のために、卓越した完全なEGRモジュールを考案した。
使用される材料と排気ガス冷却器の構成は、顧客のニーズに合わせて調整され、また、エンジン操作に応じて、摂氏400度まで達する排気ガス温度を、冷却剤を用いて低下させることが出来る。従って、外部EGRは、より低い燃焼温度と窒素酸化物の排出削減に役立つだけでなく、それはまた、下流のエンジン部品への熱負荷を軽減する。
ユーロ6の遵守を確保するため、EGRのより高い比率が必要とされ、これは、ビジネスユニットが特別に開発した低圧EGRバルブとシステムによって可能となる。従って、ビジネスユニットは、将来の内燃機関の排出量と燃料消費量を低減するために適用できる、多用途の製品ポートフォリオを有している。
(画像はプレスリリースより)

KSPGグループプレスリリース
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