交通事故サンプリングシステム
ボッシュはインドでの交通事故を調査し、データベース化を推進している。分析結果は、事故の再発防止や安全な車両の開発に利用される。
2009年と2010年にかけて、インド南部のコインバートルでボッシュ事故研究チームによるインドでの研究活動が始まった。パイロットスタディは、基板・交通安全への認識・車両の安全性に集中して行われ、RASSI(インド交通事故サンプリングシステム)の事故データーベースを確立する足がかりとなった。
インドの交通事故事情
インドで車両が急激に増加したことにともない、交通事故も増加の一途をたどっている。現在インドでは、交通事故による死者数が世界最多数を記録している。
毎年142000人の命が交通事故によりインドの路上で失われている。インド国内では交通事故が分刻みで起こっているという現状だ。インドの道路・高速道路交通省が2013年の報告で、486476件の怪我をともなう事故を報告。494893名が怪我を負い13752名は命を落とした。
死亡事故の29%は二輪車を含み、17%は乗用車が関係していた。世界全体で見ると衝突事故死の10%は、インドで報告されていることになる。
ボッシュの役割
ボッシュやダイムラーなどと協力関係にあるRASSIの事故調査チームが収集し分析する事故データは、事故の原因となる根本的な問題を完全に理解するために不可欠となっている。
現在は、コインバートル・タミル・ナードゥ州・プネー・ムンバイといった4本の高速道路での交通事故に関するデータ収集に集中している。事故現場で現場検証や事故車両の調査などを行い、衝突地点や歩行者との位置関係などが詳細に調査される。
データベースには800件の事故に関する1000の不定要素がデジタルフォーマットで組み込まれている。こうして集められたデータをボッシュの調査チームが分析し、車両の安全装置やシステムの向上を図っている。
インドにおける交通や車両に関する安全対策はボッシュのサポートで今後向上が見込まれる。

ボッシュ
http://www.bosch.com/Rush Lane
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