議員達は可能と示唆したが・・・
米自動車業界紙Automotive Newsは、11月30日、タカタの欠陥エアバッグ問題に関連して、なぜライバルメーカーが速やかに代替品を生産出来ないかについて、その内情を報道している。
米議会の議員達は、ライバルエアバッグサプライヤーが、2008年以来リコールされて来た1,000万台の車を修理するために十分なインフレータを、タカタ株式会社を助けるために生産出来ると示唆してきた。
しかし、オートリブ アメリカの社長スティーブ・フレディン氏は、11月24日に行われたインタビューで、世界最大のエアバッグサプライヤーであるオートリブ社(スウェーデン)は、喜んで支援すると強調した上で、代替品生産には時間と費用がかかると警告しているという。
その後同氏は、障害となる多くの問題点に言及した。それは、費用、噴射剤の不足や時間のかかるテストなどであり、現在の混乱から、迅速にタカタを脱出させるライバルメーカーのチームを想定しているすべての人々に、厳然たる事実を突きつけた。
高額な費用と長期の時間が必要
フレディン氏によれば、同社は、新たな生産能力を増加するために3,000万ドル~5,000万ドルを費やし、おそらく10~12ヶ月かかるだろうとの見通しを示した。さらに新インフレータのテストにも数ヶ月が必要だとした。
同氏はオートリブが、様々な自動車メーカーからの要求にも関わらず、生産能力の増加にはコミットしていないと語ったという。彼はその自動車メーカーの名前は挙げなかったとのこと。
オートリブ アメリカは、残業や週末生産の限定生産ラインで、10,000~20,000個を絞り出すことができると、同氏は述べたとされる。しかし、200万個にも昇るインフレータのすべての主要な注文をこなすには、ユタ州のオートリブ工場に追加の生産ラインが必要で、そのためには長期的なコミットメントを要するという。
我々は予備の能力を持っていない。追加シフトや週末生産で支援を提供してきた。しかし、何百万ものインフレータを作るためには、新たな追加組み立てラインが必要になる。(Automotive Newsより引用)
と、フレディン氏は述べたとされる。

Automotive News
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