ボッシュによる車両事故の調査・研究
インドで交通事故のサンプリングを行っているボッシュだが、いくつかの結論が出たようだ。
このプロジェクトは、大規模な車両による事故を減らす方法を探すために始められた。また、この調査・研究によって、事故の際の怪我を最小限にとどめる方法も模索。
ボッシュ・インドやRASSIによる「ロード・アクシデント・サンプリングシステム」で科学的に収集されたデータに基づき研究が進められている。
二輪車に有効な対策
研究結果から導き出されたレポートでは、二輪車の「アンチロック・ブレーキ」と「ABSシステム」が事故を減らすために非常に有効という結果が出た。
およそ556件の異なったパターンの事故を調査した結果、33%の事故で車両にABSが設置されていたならば事故を避けられた、という結論だ。さらに二輪車にABSが設置されていた場合は、16%の衝突が避けられたはずだった。
交通事故データによると、二輪車は最も弱く10万人の交通事故死者のうち29%を占めている。現在はほとんどの二輪車にABSは設置されていないが、2017年からインドで二輪車のABSシステムを義務化する動きがある。
自動車のための安全対策
インド政府は、国内の全ての車両にABSを強制的に設置することを予定している。コインバートルとチェンナイを結ぶ高速道路での216件の事故を分析したボッシュのデータによると、事故の20%はABSが設置されていれば防げたものだった。
ムンバイ・プネー間とコインバートル・チェンナイ間の高速道路での報告では、エアバッグの重要性が明らかとなった。375件の事故でエアバッグが搭載されていたのは、わずか14%だった。
シートベルトの正しい装着も重大な事故防止に役立つ。運転中常に着用することで、事故の際の犠牲者を防ぐ。道路の安全はインドで急速に重要視されるようになってきた。
インド政府は、道路や輸送の安全に関する法案を推進する意向。国を挙げて安全な交通状況への改善を推進する。

ボッシュ
http://www.bosch.com/CarTrade
http://www.cartrade.com/