日系の軸受メーカーとして初めて操業開始
日本精工株式会社は、2014年12月9日にメキシコ合衆国 グアナファト州において、日系軸受メーカーとしては初となる生産拠点の開所式を開催した。日本精工は約6,000万ドルを投じて新会社であるNSK Bearings Manufacturing, Mexico S.A. de C.V.を設立し、約10万平方メートルの敷地面積に約1.3平方メートルの工場を建築した。
開所式で、日本精工の代表執行役社長の大塚紀男氏は次のように述べている。
「市場拡大が続いている北米市場において、日本精工の成長を確実にするため、メキシコ工場では最新鋭の設備と技術を用い、現地化のもとで品質とコスト競争力、また納期対応と安全を向上していく。」(プレスリリースより引用)
将来的にはグローバル拠点へ
日本精工は、メキシコに生産会社を設立し、これにより自動車産業の集積が進んでいるメキシコ中部に進出する。メキシコを含む北米市場に対し、品質に優れた自動車軸受などの製品をタイムリーに供給し、米国の既存工場と合わせて、北米自動車事業の更なる拡大を図る計画である。
米国、カナダ、メキシコの北米自由貿易協定圏(NAFTA)において自動車市場の成長が続いており、メキシコでは、日系に加えて欧米の自動車メーカーの生産拡大が続いている。
また、メキシコは、欧州や韓国など多くの国と関税協定を結んでおり、将来的にはメキシコ工場からグローバルに部品を供給することで、為替変動に強い企業体制を構築する計画である。
メキシコ政府関係者も参加
本工場は、本年4月に生産を開始し、7月から量産を開始し、メキシコに生産拠点を持つ自動車メーカー及び自動車部品メーカーに高品質な軸受をタイムリーに供給する計画である。
開所式には、メキシコの多数の政府要人が参加し、日本精工の代表執行役社長の大塚紀男氏、執行役常務米州総代表のバーナード・リンゼイ氏など、社内外から合計約100人が出席し、盛大な式典が行われた。

日本精工プレスリリース
http://www.nsk.com