外国人社長を迎えたが・・・
米自動車業界紙Automotive Newsは、12月8日、タカタの上層部が公の場に出てこないことを以下のように批判している。
問題を抱えたエアバッグメーカーのタカタ株式会社は、家族支配の閉鎖的会社にグローバルな思考と開放性を注入するため、昨年、社長にスイス生まれステファン・ストッカー氏(60)を抜擢していた。
日本語が堪能で元ボッシュの幹部だったストッカー氏も、また、彼のボスであり創業家の御曹司でもある会長兼CEOの高田重久氏(48)も、公に出てきて危機に対処したり、規制当局やメディアの質問に答えたりすることはなかったとしている。
公的説明責任の欠如は、規制当局と世論が一般的に米国より寛大な日本でも、珍しく非難を浴びているとのこと。
日経も社説で批判
日本経済新聞は、タカタがトラブルを解決するための危機管理能力を持っているかどうかを疑問視しているという。
同紙は11月23日の社説で以下の様に非難したとのこと。
会社のリーダーが、彼自身の言葉で、状況を説明したことがない理由を理解することは困難である。会社が危機に直面した場合、リーダーの行動は会社の運命を決定する。タカタのリーダー達は、そのような指導的役割を果たしていない。(Automotive Newsより引用)
実際、タカタの広報室は、役員達の防御的メンタリティーを説明するのに、言葉を失っているようだ。同社のCEOがまだ公に話さない理由を尋ねられた時、スポークスマンのマツモト・ヒデユキ氏は、「私は知らない」と答えた上で、タカタの上層部が公に発言する予定はないと付け加えたという。
一部のアナリストによると、タカタが時々見せる不器用な応答は、大衆に直接販売する経験の不足によるものかも知れないとのこと。同社は、企業対企業の自動車部品サプライヤーなので、最終消費者へのコミュニケーションに洗練されていないからだ、と分析してみせた。

Automotive News
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