安価だが不安定な化合物に苦労
米高級紙The New York Times(以下タイムズ紙)は、12月9日、日本のエアバッグメーカー、タカタ株式会社がほぼ20年にわたり、エアバッグの破裂において中心的な役割を果たしている、安価だが不安定な化合物を制御するのに苦労してきたと報道している。
タイムズ紙が見つけた特許文書によると、タカタが1995年6月に特許を出願した化合物について、過度の圧力の下でケーシング温度の変化に非常に脆弱であると述べた上で、その化合物の使用に対し、「爆発さえするかも知れない」と懸念を表明していたとのこと。
安定化は可能というが・・・
タカタの特許文書によれば、それでも同社はその化合物(硝酸アンモニウム)は安定化させられると記載しているという。2001年までにタカタは、エアバッグを膨張させるガスを発生する推進剤として硝酸アンモニウムの使用を開始したとのこと。
タカタは議会証言で、同社が2007年にエアバッグの破裂調査を始めたとし、それは推進剤の製造上の欠陥に起因していて、その問題は既に修復されていると述べている。
私たちが使用している硝酸アンモニウムは、安全かつ安定してしている。(タイムズ紙より引用)
と、清水博 最高品質責任者は議会の公聴会で先週語った。
しかし、2013年12月、タカタは、その化合物の湿度や温度変化への脆弱性へ対する、根強い懸念を指し示す特許出願を提出したという。
(その2へ続く)

The New York Times
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