意匠権の侵害が認められる ブリヂストン側の勝訴が確定
ブリヂストンが意匠権の侵害をめぐり中国の2社と争っていた裁判について、同社は15日、これに勝訴したことを明らかにした。
プレキュアトレッドの製造・販売を問題視
今回ブリヂストンが問題視したのは、中国の建新橡胶(福建)有限公司(建新)及び福建省晋江市英山橡胶工業有限公司(英山)の2社による加硫済みのトレッドゴム、プレキュアトレッドの製造及び販売行為だ。
建新と英山は、ブリヂストンが自動車用タイヤについて意匠権を持つトラック・バス用タイヤのトレッドパタン(接地面に刻まれている溝の模様)を用いてプレキュアトレッドを製造し、販売していた。ブリヂストンではこれらの行為について、意匠権の侵害に当たると判断。2011年9月に中国・河南省の鄭州市中級人民法院へ提訴していた。
ブリヂストン、今後も知的財産保護に努める構え
判決は上訴審に持ち越されていたものの、今年10月、河南省高級人民法院はブリヂストン側の訴えを認める形で意匠権の侵害を認定。中国の2社側に対して損害賠償金の支払いを命じる判決を下し、ブリヂストン側の勝訴が確実なものとなった。
ブリヂストンによれば、プレキュアトレッドの製造及び販売行為について、自動車用タイヤの意匠権に基づく間接侵害が認められたのは今回が初となるという。
同社では今後もブランド価値の保護と顧客の安全・安心を重んじる立場より、特許や商標をはじめとする知的財産の不正使用・侵害には厳正に対処し、知的財産の保護に努めていきたいとしている。

ブリヂストン ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2014121501