規制当局からの圧力に譲歩
米高級紙The New York Times(以下タイムズ紙)は、12月22日、ドイツのBMW社も全米規模のリコールに踏み切ったと報じている。
月曜日(22日)にBMWは、連邦政府の規制当局からの圧力に譲歩し、破裂の危険性があり得るタカタ株式会社製のエアバッグのリコールを、全米規模に拡大すると表明した。同社の声明によると、2004年1月~2006年8月の間に生産された米国向けBMW3シリーズ車両、約14万台の運転席側エアバッグを交換するという。
BMWは、特に湿度の高い地域ではリスクが高いとのタカタからの情報に基づき、これまではフロリダ、ハワイ、プエルトリコで、11,700台のリコールに限定していた。タカタによると、水分がエアバッグを膨らませるための、化学推進剤を不安定にさせている可能性があるという。
BMWで5社目
欠陥エアバッグインフレータは、事故で膨張する際、過剰な圧力を加えて破裂する可能性があり、車室内に熱い金属片を射出する。欠陥は少なくとも5名の死亡と数十名の怪我に関連していることが明らかになっており、11社の自動車メーカーは、その欠陥に対して世界中でほぼ2,000万台をリコールしている。
米国家道路交通安全局(NHTSA)は当初、地域的リコールの調整を支援した。しかし、当局は、地理的な制限を疑問視した議員からの圧力の下で、先月、タカタとその影響を受けた自動車メーカーに、リコールを全米規模に拡大するよう要求していた。
それ以来、ホンダ、フォード、クライスラー、マツダと今やBMWは、米国全体にわたって、障害のあるドライバー側のエアバッグ搭載車をリコールすることに同意した。
(その2へ続く)

The New York Times
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