9月で節目の100周年、今後の方針含めた所感を公表
ドイツをはじめ世界各国で展開を行うZF Friedrichshafen(ZF)は今年9月をもって、創業から100周年の節目を迎える。これを前に同社は今月5日、創業からの歩みを振り返るとともに、今後へ向けての方針を含めた発表を行った。
たゆまぬ革新性で100周年達成
ZFは1915年、ドイツ・ボーデン湖の近辺で“Luftschiffbau Zeppelin GmbH”として操業を開始。数年のうちに自動車用トランスミッションの製造で名乗りを上げると、1930年台にはステアリングシステムの製造も手掛けるようになった。
その後第2次世界大戦下では兵器製造が主となった時期もあったものの、戦後の1946年より自動車向け部品の製造を再開。1965年には他社に先駆けて多段階トランスミッションの大量生産を開始するなど、革新性を強みにした業務で今日に至っている。
またこれと並行して、同社は1958年にブラジルへ進出。1979年にはアメリカ、1993年には中国での生産を開始するなど、海外進出および現地生産を積極的に推し進めてきた。
こうした同社の歩みについてCEOのステファン・ソマー氏は、リスクを恐れずに前進してきた歴史そのものであると説明。全従業員がこのことを誇りに思うとともに、一丸となって記念すべき年を祝いたいとするコメントを発表している。
記念イベント開催に加え、TRWの買収も進む年に
記念すべき節目の年を迎えるに当たり、同社ではいくつかのイベントを開催する予定だ。今年7月にはバンド演奏などを盛り込んだフェスティバルが開かれるほか、現地での商業登記からちょうど100周年に当たる9月9日には、メインとなる記念式典の開催が計画されているという。
また同社では現在、アメリカのサプライヤーTRW Automotiveの買収へ向けた動きが進行している最中だ。買収による合併が完了すれば、年商300億ユーロ(410億ドル)、従業員数13万8000人を誇る世界第3位規模のサプライヤーが誕生する見通しとなっている。
同社では買収によって幅広い分野での製品ラインナップを拡充し、従来より進めてきた環境に配慮した製品づくりとあわせ、世界各国における主要なサプライヤーとしての地位を維持していきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

ZF Friedrichshafen プレスリリース
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