注目されるフロントガラスの拡張現実テクノロジー
5年以内を目処に、自動車のフロントガラスはコンピューター・グラフィックス化され、拡張現実(AR)が導入される見込みだ。
ボッシュCEOが、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、フロントガラスの将来展望について言及したことを、1月5日のウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
ボッシュはフロントガラスが、次の主要なディスプレイ・エリアとなると着目し開発を進めている。フロントガラスへの拡張現実導入は、ボッシュだけでなく他の企業も注目し開発している。
ゼネラルモーターズとダイムラーは、コンピューターで生成したイメージをフロントガラスへ組み込む技術に取り組んでいる。10月にはフォード・モーターが、拡張現実の開発のため、イスラエルの「Mishor 3D」への援助を始めた。
ドライバーの安全を強化するフロントガラス
ボッシュはすでに、車両の速度や、現在流れているラジオの曲名などの情報を表示できるディスプレイを、ダッシュボードとフロントガラスの間に設置している。
この技術を更に一歩前進させ、ナビゲーション・ラインや矢印でカーブを示すなどといった、拡張現実をフロントガラスに導入した。
制限速度の変化や危険なカーブなどの、潜在的な安全上の問題に対し警告をすることも可能だ。ドライバーの気を散らすような邪魔をしないためにも、フロントガラスに矢印やラインが入り乱れることのないよう、どういった情報が優先され、「いつ」表示されるのかが考慮されている。
この技術を実装する最初の自動車メーカー名は明らかにされなかったが、計画は着実に実行されており、あと数年で実現するとの見込みだ。

ボッシュ
http://www.bosch.com/en/com/home/index.ウォール・ストリート・ジャーナル
http://blogs.wsj.com/personal-technology