従来のシートより40%も軽い
ジョンソンコントロールズは、自動車のシート構造から金属をマルチマテリアルで置き換えるCAMISMA (carbon-amide-metal-based interior structure using a multi-material system approach)プロジェクトに取り組んでいる。
CAMISMAシートプロトタイプは、従来のシートと比較して安全性能を落とす事なく40%もの軽量化に成功している。この画期的なシートを北米デトロイトで1月12日より開催されている2015年北米国際自動車ショー(North American International Auto Show 2015)にて展示している。
CLEPAイノベーション賞を獲得
グローバルなマルチ産業会社であるジョンソンコントロールズは、シート軽量化を評価され、CLEPA(欧州自動車部品工業会)の「グリーン」部門でイノベーション賞を受けている。
審査員は「将来の二酸化炭素軽減に役立つ画期的なプロジェクトの代表である」とジョンソンコントロールズのCAMISMAプロジェクトを評価した。
ジョンソンコントロールズのテクノロジーマネージメント副社長を務めるAndreas Eppinger氏は以下のように話している。
「現行の炭素繊維製品は強さとデザインの柔軟性において秀でているが、自動車に大量に使うには高価すぎます。CAMISMAの目指すゴールは費用効率を重視し、炭素繊維ベースの素材を活用するシステム開発です。」(ニュースリリースより引用)
革新的な製造プロセスにより炭素繊維が効率的に利用され、製造ラインにつき20万ユニットの製造を可能にした。安全性も十分で、後部クラッシュテストではCAMISMAシートプロトタイプは金属による現行のシートに求められる耐久度を満たす事が証明された。
この画期的なシートは2019年より自動車に搭載されるとの事だ。

ジョンソンコントロールズ ニュースリリース
http://www.johnsoncontrols.com/content/