2017年に完了予定、1億ドル超投入へ
クーパースタンダードオートモーティブの親会社Cooper-Standard Holdings Inc.は21日、ヨーロッパ部門の組織再編を実施することを明らかにした。再編にあたって同社は1億ドル超の資金を投入し、2017年末までの完了を目指す方針だ。
設備を集約し、生産能力を強化
今回の再編について同社は、現在および将来における市場の需要に基づいたものであると説明。その目的について、同社のヨーロッパにおける生産能力を高めることにあるとしている。同社では今後3年間で最大1億2500万ドルを投じ、一連の改革に乗り出す見通しだ。
具体的にはドイツやフランスなどで、運用が高コストで有効活用されていないいくつかの工場を対象として生産効率の改善、および閉鎖やダウンサイジングを実施。過剰な生産能力を削減することで費用構造を改善し、東ヨーロッパを中心とした地域への生産能力集約を図る。
ヨーロッパ部門の健全化、結果的に世界の顧客にメリット
同社による組織改編は2017年の完了を予定しており、そのコスト削減効果は年間およそ5000~5500万ドルに達する見込みであるという。
CEOのジェフリー・エドワーズ氏は発表に際し、収益性を高めトップクラスのサプライヤーに近づくという経営戦略の実現上、組織再編は極めて重要な意味を持つと説明。ヨーロッパにおけるビジネスを健全な状態に保つことは世界各国における顧客サポートの充実にもつながるとして、再編の意義を強調した。

Cooper-Standard Holdings Inc. プレスリリース
http://www.ir.cooperstandard.com/