他の取り組みと重複しない
世界的なリコール危機の中心にタカタ株式会社を追いやった欠陥エアバッグ問題の、監査委員会を率いるサミュエル・スキナー氏は、1月21日、その目的、期限及びメンバーについて取材陣に語ったとブルームバーグニュースが伝えている。
現在、監査委員会に任命されているのは、元米運輸長官でホワイトハウスの首席補佐官を務めたスキナー氏を含め7名。同委員会は、欠陥エアバッグ・インフレータの根本原因を特定する前に、まずタカタの体質改善に努めていくという。
欠陥危機の渦中にあるタカタは、10社の自動車メーカーによって800万台以上の車のリコールに繋がっている問題に対処するため、独立した監査委員会を設けていた。
スキナー氏は委員会が、タカタの内部調査、米国の規制当局の調査及びトヨタ自動車や他の自動車メーカーなどの顧客が設定した別の民間産業によるテストのような、欠陥エアバッグの原因を特定しようとしている他の取り組みと重複しないと述べている。
同氏は、監査委員会が材料の設計、テスト及び品質の見直しではなく、同社の品質が最高であったかどうかを確かめることに焦点を当てると語った。
委員会メンバー
委員会は、元政府関係者と企業幹部に分けられている。元政府関係者には、マリオン・ブレイキー氏とジェフリー・ルンゲ博士の2人の元米国家道路交通安全局(NHTSA)局長と、元米財務長官のジョン・スノー氏が含まれる。
委員会の他のメンバーは、フォード・モーター社とイートン社の元幹部のネルダ・コナーズ氏、アボット・ラボラトリーズの執行役副社長のジョン・ランドグラフ氏、及び、ノースウェスタン大学の工学と応用科学の学部長のJulio Ottino氏だ。
スキナー氏は、この委員会はタカタから完全に独立しており、報告書の公表に関してタカタ社の承認は不要だろうと述べている。一方で特に予定表を設定している訳ではないが、委員会は「年ではなく数ヶ月」のうちに完了するだろう、とも述べた。

ブルームバーグニュース
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