車載システムのセンサーなどに使用
アルプス電気は、ジャイロセンサーの開発において、アメリカのクォルトレ社と商用販売契約を締結した。契約は、両社間のパートナーシップを緊密にし、アルプス電気のセンサー事業の強化を目指したもの。
アルプス電気とクォルトレ社は、2008年より、ジャイロセンサーや他の慣性センサーの共同開発を開始。その後、アルプス電気は、2013年と2014年に、300万ドルと400万ドルの戦略的投資を実行し、昨年完成した3軸ジャイロセンサーは、優れた衝撃や振動耐性と低消費電力化に対して、市場から高い評価を得ている。
また、アルプス電気とクォルトレ社との商業販売契約によって、それぞれの顧客に対して自社ブランドでのジャイロセンサーを販売することが可能となり、2015年の量産開始に向けて、販売促進活動を進めていく。
優れた耐衝撃性と低消費電力を実現
このジャイロセンサーは、数MHzという高周波のバルク弾性波(BAW)を用いたMEMSセンサー技術に基づいて、外来刺激に対する優れた耐衝撃性、低消費電力、及び最適な価格性能などの優れたデバイス特性を実現。
クォルトレ社は、センサーデバイスとICの設計を担当、アルプス電気は、包装及び性能試験を担当する。
製品の主な用途は、耐衝撃性の要求が特に強い、車載電子機器、産業用システム市場において、自律航法ユニット、ロボット本体制御及び建設機械の制御ユニットなどを想定している。
さらに、アルプス電気の通信モジュールや他のセンサー装置と組み合わせて、多様なニーズに対応していく。

アルプス電気 News Releases
http://www.alps.com/e/news_release/2015/0126_01.html