1999年にタカタを去ったマーク・リリー氏
米ブルームバーグニュースは、2月5日、タカタの元エンジニアが、エアバッグの設計変更に関し、致命的な結果になると警告したことについて証言するするつもりがあると、米議会の委員会に語ったと伝えている。これは、後に致死的欠陥でリコールにつながった。
1999年にタカタを去ったマーク・リリー氏は、自身の退社が、「エアバッグを膨張させる化合物である硝酸アンモニウムの使用に対する警告を、タカタが軽視したことが原因だ。」と述べている。
私は、最終的に致命的な障害が起きることを知っていたが、自分の名前が出ることを望まなかった。(ブルームバーグニュースより引用)
と、リリー氏は語った。
米国の議員は、リコール車の交換用エアバッグに、硝酸アンモニウムを使用することを継続するタカタの姿勢を批判している。12月に行った同社の特許に関するブルームバーグニュースのレビューは、タカタの研究者が少なくとも1985年以来、硝酸アンモニウムの不安定性を認識していたことを明らかにしている。
コスト削減のためタカタ経営陣から圧力
タカタのエアバッグインフレータを作るワシントン州モーゼスレイク工場は、1999年の春にエアバッグの設計変更に関するレビュー会議を開き、推進剤として硝酸アンモニウムの使用を検討した。リリー氏によると、この設計はミシガン州リヴォニアのタカタのR&D部門である、オートモーティブシステム研究所によって考案されたという。
我々はレビュー会議で、これは適切な推進剤ではないと言った。私は文字通り、我々がこれで進める場合には、誰かが殺されると述べた。(ブルームバーグニュースより引用)
と、リリー氏は語った。
オートモーティブシステム研究所のR&Dグループは、テトラゾールと呼ばれる化合物を使用した前世代の化学推進剤と比較してコストを削減するため、東京のタカタ経営陣からの圧力下にあった。

ブルームバーグニュース
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