生産能力が倍増
コンティネンタルは、中国の天津における第2の中国・アジア生産向けラインが、量産を開始したことを発表した。
このラインは、コンティネンタル・トランスミッション事業部によって、中国市場のためにカスタマイズされたトランスミッション制御ユニット(TCU)である「EAST」の生産を専門に行っている。
コンティネンタル・トランスミッション事業部アジアの副社長である、グレゴワール・キュニー氏は次のように述べた。
「中国における自動車市場の大きな成長に伴い、アジア市場向けにカスタマイズされた製品「EAST」の需要が大きく増加しています。新しい生産ラインにより、我々は中国の「EAST」のための生産能力を2倍に増やし、この素晴らしい技術を、より多くの地元のお客様に提供することが可能になるのです。」(Continental HPより引用)
多機能のトランスミッション制御ユニット
コンティネンタルは、2009年に中国向けプラットフォーム「EAST」を開始。これは、現地メーカーのために特別に設計されており、ステップオートマチック、ダブルクラッチ、無段・有段切り替え式トランスミッションなど、あらゆるタイプの自動トランスミッションを制御するのに適する32ビットのモジュラーアーキテクチャで構成されているものだ。
コンティネンタルが「EAST」の完璧な開発に適用したプラットフォームの原理は、トランスミッション制御ユニットに対して、近代的制御技術と高いコスト効率の最適な組み合わせを実現している。さらに、次世代のプラットフォームも既に開発中であり、2018年に量産に入る予定。
環境保護にも貢献
次世代の製品は、最新のマイクロコントローラのラインナップと、コンティネンタルによって開発された機能的なアプリケーションソフトにより電力供給を行う。
また、ISO規格26262に従った最高安全規制もクリア。精密なトランスミッションソフトウェア、柔軟でコンパクトに設計されたトランスミッション、統合された機能概念を適用することにより、CO2排出量を3%から6%低減することが可能である。
前述のグレゴール氏は、自動トランスミッション技術は、ドライバーにとって運転が簡単になるだけでなく、環境保護の要件を満たすものでもあるため、ヨーロッパやアメリカと同様に中国市場でも一般的なものとなるだろうとコメントしている。
1998年以来、コンティネンタルのトランスミッション事業部は、中国において次々と大きな投資を行い成功を収めている。また、上海には、中国市場に向けたソリューションをもたらす、大規模なR&Dチームも持っている。
(画像はプレスリリースより)

Continental Press Releases
http://www.continental-corporation.com/