商用車における対応急務、システムの需要高まる
ボッシュは欧米で進む排ガス規制を受け、同社が参画するジョイントベンチャーのBosch Emission Systems GmbH & Co. KG(BESG)を通し、それら規制に対応した排ガス処理システムの展開を進めつつある。Automotive Worldが6日、報じた。
欧米では新基準によるディーゼルエンジンの排ガス規制が広がりを見せており、特にディーゼル車の割合が多いトラックなどの商用車市場では、こうした規制に応えうるシステムの需要が急速に高まっている。
「2020年までに、排ガス処理システムの世界市場規模は2倍になるだろう」との予測を述べたのは、ボッシュのディーゼル部門でトップを務めるマーカス・ヘイン氏だ。
ボッシュ、ドイツ工場の生産体制を強化
需要の高まりに対応すべく、BESGはドイツのザールラント州で新たな生産設備の準備を進めている。既存の3500平方メートルの工場では生産能力が限界に達したためで、同社では近く、工場の面積を延べ15000平方メートルまで拡大する見通しだという。
同工場のウーヴェ・ベッカー氏は新工場の設立によって生産体制が整うのはもちろん、物流プロセスも改善され、生産効率も向上するだろうとの展望を述べている。
ボッシュの排ガス処理技術、乗用車でも
またBESGでは北アメリカにおいて、SUV車など一般乗用車へ向けた排ガス処理システムの供給も始めている。Jeep CherokeeやDodgeb Ram 1500といったモデルを含め、現在37のディーゼルエンジン搭載モデルに同社のシステムが備わっており、2017年までにこの数は60まで増える見込みだ。

Bosch Emission Systems
http://www.besg.com/en/standardpages/whoweare/companyAutomotive world
http://www.automotiveworld.com/news-releases/bosch