ジョンソンコントロールズ、イノベーション進める
ジョンソンコントロールズのヴァイスプレジデント、ハン・へンドリクス氏は今月上旬に開かれた2014 CAR Management Briefing Seminarsで講演し、同社が引き続きイノベーションを進めていく方針であることを明らかにした。WardsAutoが13日、報じた。
事業分割から次のステップへ
へンドリクス氏はジョンソンコントロールズにおけるこれまでのイノベーションについて、おもに効率アップを目的としたグループの分割化が中心であったと説明。事実、同社は今年5月中国にジョイントベンチャーを設立し、同社の内装部門を切り離すことに成功している。
そして今後の新しい活動について、技術開発からデザイン、研究までを統合した製品開発グループを中心とすることを発表。同社ではこれをADPと銘打っており、へンドリクス氏によると、ADPはいくつかの“イノベーションのプラットフォーム”によって編成されるものだという。
市場ごとに特化、顧客のニーズに応える製品を
このプラットフォームの一つに挙げられるのが、中国の高級車市場をターゲットとしたイノベーションプラットフォームだ。同社では先日、中国のドライバーが専門性の高い収納に価値を見出しているとの研究結果をまとめたばかり。
この結果を踏まえ、同プラットフォームでは特別仕立ての車内収納を提案。内装の抗菌加工などと合わせて、車内における衛生や満足感に重点をおいた製品提供を計画している。
このように、各プラットフォームが特定の市場へ向けての展開を目標とし、機能性などの基礎部分から新たなコンセプトを打ち出すことで、組織全体としてより顧客の要望に添ったサービスを提供することができる仕組みだ。
へンドリクス氏はこの新たな組織統合について、現在の顧客のみならず将来のニーズも見据えたうえでの改革であることを説明。「イノベーションを止めた時が、ビジネスの輪からはじき出される時だ」と述べ、今後も改革を推し進めていく考えであることを強調した。

ジョンソンコントロールズ
http://www.johnsoncontrols.com/WardsAuto
http://wardsauto.com/suppliers/johnson-controls