今後5年間で大規模投資
ドイツの自動車部品メーカー、コンティネンタル社は、世界最大の自動車市場である中国でのビジネスを拡大するため、今後5年間で中国では少なくとも10億ユーロ(13.4億ドル)を投資する計画である。
この投資は、新規工場の立ち上げや、既存の工場の規模拡大、また従業員の現地採用とトレーニング、研究開発の分野に使用される見通しである。
中国は最も重要な市場
同社のデーゲンハート最高経営責任者は次のように述べている。
「私たちはこれまで過去5年間で既に約10億ユーロの投資を行っているが、今後5年間で少なくとも同規模の投資を行ってゆく。既存工場の能力拡大は安徽省合肥市にあるタイヤ工場で年間生産能力を現在の800万本から倍増する予定。また電子システム用の第2工場を安徽省蕪湖市に立ち上げる予定である。」
「2013年のコンティネンタルの売り上げで、中国向けは33億ユーロで約10%を占めた。今後、他市場が現状のレベルで推移した場合、これが2020年までに20%になると確信している。今後も中国の経済成長が安定的に持続し、長期的に自動車市場の持続的な成長が続くのであれば、コンチネンタルは今後も市場平均より速いペースで成長を続け、中国向けの売り上げが2020年以降に100億ユーロに達すると予測している。中国はコンティネンタルにとって非常に重要な市場である。」
(China Dailyより引用)
中国の自動車メーカーもターゲット
コンチネンタル社は、今年の中国市場での売り上げは40億ユーロと推定している。ここ数年、同社の成長は市場平均の2倍のレベルで推移しており、また、過去5年間で、従業員数は2倍の20,000人となっている。
また同社は、市場シェアを失い苦戦している中国自動車メーカーの競争力回復のために、同社の高い技術力と高付加価値な製品によりビジネスの拡大も狙っている模様である。中国自動車工業協会によると、中国の自動車メーカーの合計市場シェアは11カ月連続で減少しており、先月までの累計で前年比3.12%の減の34.6%であった。

China Daily
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