無期限で採用取りやめに 乾燥剤不使用などで安全性確保が困難
欧米の大手自動車メーカーであるフィアット・クライスラー・オートモービルズ(以下、FCA)は21日、北アメリカで乾燥剤不使用のタカタ製エアバッグの搭載を全面的かつ、無期限で中止を決定したと明らかにしている。
調査機関や、専門家などからも危険であるとの指摘を受けた乾燥剤不使用、起爆剤に硝酸アンモニウムを使用するタカタ製欠陥エアバッグ。FCAは自社自動車において、問題となっている同型タカタ製品の作動検査を行ったが、正しく作動したとしている。一方で、顧客の安全を最優先し、来週末までに全面的な搭載中止に踏み切る。
2018年までに全リコール完了を目指すも、顧客がリコール対象車を購入する問題が
自動車関連メディアが報じたところによれば、FCAは2018年までに、全てのタカタ製欠陥エアバッグをリコールする意向を示しているとした。しかしFCAとは対照的に、フォルクスワーゲンや三菱自動車、トヨタ自動車などは、新たに製造した自動車にまだタカタ製欠陥エアバッグを搭載し続けている。
またタカタ製欠陥エアバッグはリコール対象ではあるものの、自動車メーカーが搭載することに関して違法とは認められないため、新たに自動車を購入する顧客が、同製品搭載車を購入していると認識していないケースがあり、購入して間もなくリコールになってしまうといった問題点も指摘されている。

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