新しいキャデラックCT6のシャーシに使用
コンティネンタルの傘下で、ゴムおよびプラスチック技術の専門企業CONTITECHの振動制御部門は28日、ガラス繊維強化されたBASFウルトラミッド・ポリアミドが主要構造成分として使用されている、ストラットマウントを開発したことを発表した。
これは、CONTITECHが、ゼネラルモーターズ社と共同で、2015年終盤に市場に投入される予定の新しいキャデラックCT6に向けたストラットマウントを開発したものであり、この材料から構成されたストラットマウントが、乗用車シャーシのフロントとリアアクスルの両方に使用されたのは、今回が初めて。
この高絶縁ゴム材製品は、鋼やアルミニウムで作られた従来の製品に比べて大きな利点があり、約25%の軽量化と長寿命、さらには乗り心地の向上を実現している。
振動制御部門のリーダー、カイ・フリューアウフ氏は次のように述べた。
「高性能プラスチックは、自動車産業における未来の材料です。我が社の長年にわたる経験と豊富な材料の専門知識によって、我々は、この材料の革新的な新開発におけるトップパートナーの1つとなっています。このストラットマウンドは、一歩前進した乗用車のボディのために設計されています。」(プレスリリースより引用)
高い耐久性・安全性・快適性を実現
乗用車において、スプリングストラットマウントは、スプリングストラットと車体の間のインタフェースである。これにより、道路に対するタイヤの最適な接触を確保し、車両前方のスプリングストラットの正確かつ低摩擦回転運動を可能にしている。また、車両のステアリングを簡単にするものである。
スプリングストラットには、水はね、道路凍結防止用の塩、砂、砂利、また振動などの極度のストレスが降りかかるものであり、もし、スプリングストラットが機能していない場合は、ショックアブソーバーが強いストレスを受け、アクスルからの振動や騒音が増加する。
今回、CONTITECHが開発したストラットマウントは、ガラス繊維強化ポリアミドとアルミニウム成分を有する新しい設計により、ひどい悪路での運転に相当する75キロニュートンという高い衝撃荷重に耐えることを実現、乗り心地と車両の安全性を向上させている。
顧客との共同開発による成果
この新しい革新的なマウントストラットストラットマウントは、顧客との緊密な協力で開発された。振動制御部門の開発者、シュテファン・ヴェーラー氏は以下のように説明する。
「成功の鍵は、開発プロセスの早い段階から顧客に協力をお願いしたことです。最初からシステム設計に関与し、我が社の専門家の経験に貢献することが実現したのです。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

CONTITECH News
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