無段変速機(CVT)に関する技術に着目した提携
コンティネンタル・オートモーティブ(コンティネンタル)は19日、都市部における交通事情を踏まえた新たなトランスミッションソリューションの開発に関し、アメリカのFallbrook Technologies Inc.(Fallbrook)と提携を行うことを明らかにした。
提携は主にライセンスやエンジニアリングサービスに関する部分で行われ、うち焦点の一つとなるのがFallbrookによる「NuVinci(R) transmission technology」だ。
これは変速機の入出力間に可動式のボールを用いた機構を設けることで、変速比を連続的に変化させることができる連続可変遊星(CVP)を採用した、無段変速機(CVT)に関する技術のこと。
同技術は遊星式のトランスミッションに関し幅広い互換性をもたせつつも、システム効率の改善とユニットの小型化が可能だ。また自動車での利用をはじめ、応用可能な用途の幅が広いことも特徴の一つとなっている。
コンティネンタルはソリューション開発、Fallbrookは技術普及と応用範囲の拡大を目指す
コンティネンタルではこの「NuVinci(R) transmission technology」について、都市部における交通事情を踏まえた、一般消費者向けの分野において活用可能だと説明。同技術を生かし、電動トランスミッションに関するソリューションを開発していく方針だ。
一方のFallbrookもコンティネンタルとの提携を歓迎するとともに、自動車業界において影響力を高めつつある同社において、今回の提携はNuVinci(R)技術の普及へ向けた契機であるとコメント。加えて先駆的かつ新たな技術応用を進める上でも、今回の提携が有用なものであるとの考えを示している。

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-corporation.com/Fallbrook Technologies Inc.
http://www.fallbrooktech.com/