軽・小型自動車に適応するコンパクト性
日立オートモティブシステムズ株式会社は21日、ステレオカメラの両レンズ幅を同社の従来品と比べて2分の1に縮小した製品を開発し、スズキ株式会社より12月に発売の「ハスラー」に納入することを発表した。
同社のステレオカメラでは、画像認識処理技術を応用することにより、さまざまな安全運転支援機能を、カメラだけのシステムで実行することが可能。
車載ステレオカメラの搭載によって、歩行者と車両の衝突防止のための自動ブレーキ機能、車線検知によるハンドル操作アシスト、ふらつき警報、先行車発進のお知らせ、誤発信抑制などの機能を実現している。
さらに、カメラの両レンズ幅を従来比で2分の1にまで縮小に成功し、軽自動車や小型車へのレイアウト性が向上したことによりスズキ車両への採用が決定したものである。
高度安全運転支援システムの核となるカメラ
ステレオカメラとは、左右2台のカメラで、物体を同時に撮影することにより、複数の立体物の大きさ・位置・速度を瞬時に検出し、車線の色の差異まで正確に検出できる外界認識センサー。
自動車業界では、交通事故の未然防止を目的として、より高度な安全運転支援システムの開発が推進されており、日立オートモティブシステムズも、このシステムのコア商品として、2004年からステレオカメラを研究開発している。
2008年に「レガシィ」に採用された以来、2015年5月より発売されているスズキの軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」、2015年8月より発売されている小型乗用車「ソリオ」「ソリオ バンディット」にも採用されている。
(画像はニュースリリースより)

日立オートモティブシステムズ株式会社 ニュースリリース
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