ラスベガスの公道で実証走行
コンティネンタルは、来年1月にラスベガスで開催されるCESにおいて、最新型のeHorizonである「動的eHorizon」における2つの使用例についてデモンストレーションを行うことを発表した。
クラウドからのデータが前方の道路を予測する方法や、また、どのように燃料消費量が削減され、より安全な車両となるかについて、公道を使用して実証されることとなっている。
クラウド接続でデータ収集を強化
2012年以降、コンティネンタルは、車両内に格納されている静的な地図から特定のデータを利用して、平均で約3%燃料消費量を削減することを実現した「静的eHorizon」について実証している。
この「静的eHorizon」の成功を受け、コンティネンタルは、eHorizonのさらなる開発を続け、クラウドと群衆思考力を使用することで、正確な最新情報とともに、動的eHorizonのバックエンドにあるデジタル地図を強化。
これにより可変速度制限、交通信号灯、建設現場、または道路上の障害物などの、車線における動的なデータを認識することが可能となり、車両用電子機器に直接作用したり、ドライバーに通知したりすることができるのだ。
従来の48ボルトエコドライブの効率を向上
コンティネンタルは、静的eHorizonを使用したマイルドハイブリッド48ボルトエコドライブを基にして、動的eHorizonでは、バックエンドをドライブラインに直接接続し、エネルギー管理を向上させるために、道路上の交通の流れや他の出来事における積極的な情報を利用することを実現した。
コンティネンタルのパワートレイン部門テクノロジー&イノベーションのリーダーであるOliver Maiwald博士は、次のように言った。
「クラウドに我が社の48ボルトのシステムを接続することにより、交通信号状況または可変速度制限などの動的データに基づいて、車両前方の出来事を予測しエネルギー管理を調整することができます。これは、惰行エンジンオフと回生制動の最適な組み合わせで、より効率的な運転戦略を実現したもので、接続されたエネルギー管理は、全体的にさらに3%から4%の燃料消費量を削減するのです。」(プレスリリースより引用)
見えない場所の情報収集と予測を実現
コンティネンタルのインテリア部門、システム開発戦略・イノベーションのリーダーであるラルフ・レニンガー氏は次のように説明する。
「予測運転が安全運転となる、ということは、すべての運転者が自動車学校で学習するものです。しかし、人間の目や車両のセンサによって早期に検出することができないような、例えば、曲がり角に問題が隠れている、という状況もあります。コンティネンタルの動的eHorizonによって、運転者は、車両が自己の状況を検出できる前でも、曲がり角の周辺を認識し運転者に警告するために、他の車両によって収集された情報をどのように使用するかを体験できるのです。」(プレスリリースより引用)
CESにおいて、コンティネンタルのブラインドカーブ警告デモ車両は、早期の通知により前方の道路がより理解され、快適性と安全性が向上することを実証する。
もし、車両や障害物が運転者に危険を与える可能性がある場合には、環境センサがトラブルのゾーンを認識するとともに、ドライバーの目の前に警告が長時間表示される。これにより、運転者は、見通しの悪い曲がり角や坂道でも、情報に基づいたスムーズな運転を維持していくための時間が与えられるのだ。
(画像はプレスリリースより)

Continental Press Releases
http://www.continental-corporation.com