株式公開買付け価格の提案を取りやめ
自動車用タイヤサプライヤーの大手ブリヂストンの完全子会社であるブリヂストン アメリカス インク(以下、BSA)は12月29日、BSAの完全子会社であるブリヂストン リテール オペレーションズ エルエルシー(以下、BSRO)によるペップ ボーイズ社の買収についてこれ以上の対抗提案を行わないと発表した。
ブリヂストンは、ペップ ボーイズ社の買収についてアイカーン エンタープライズ エル ピー(以下、アイカーン)と株式公開買付け価格の引き上げについて競合しており、ブリヂストンは12月24日に買収額を1株17ドルに引き上げたのに対し、アイカーン氏は28日に18.50ドルに上積みしていた。
販売網の拡大計画は見直しか
BSROは既に全米で2,200店超のタイヤと自動車用品センターを展開しており、BSAはBSROの直営小売店とブリヂストン系列販売代理店を含めると全米で5,000店舗以上の小売店網を構築している。
今回のペップ ボーイズ社を買収することで、ブリヂストンはペップ ボーイズ社が米国内に展開する800店舗を傘下に置いて、タイヤや自動車修理分野での事業を強化する計画であった。
しかし、ペップ ボーイズ社の株式公開買付けが引き上げられたことにより買収金額が当初の想定より膨らんだため、買収を断念することになった模様である。

ブリヂストン プレスリリース
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