買収に伴う処置が完了、TRWがZF傘下に
ZF Friedrichshafen(ZF)は15日、TRWオートモーティブ(ZF)の買収に伴うトランザクションを完了したと発表した。
両社は昨年9月15日、ZF側がTRWを取得する合併契約を締結。各関係先との調整に加え、アメリカやEU、中国など世界各地における独占禁止法への対処など、合併へ向けた各種トランザクションを進めてきたが、今回これらが無事完了したこととなる。
今回の合併に伴い、TRWの株式については証券取引所での取り引きが中止され、上場廃止となった。またTRWのいくつかの部門は顧客への影響を配慮した上で、今後3~5年をかけて順次閉鎖する。
世界トップ3の自動車部品サプライヤーが誕生
今後TRWは「Active & Passive Safety Technology」という名称の1部門としてZF傘下に組み込まれる。合併後のZFは300億ユーロを超える売上と13万以上の従業員を擁することとなり、世界トップ3の自動車部品サプライヤーとして競合各社に肩をならべる形となる。
また技術面においても、ドライバー支援や乗員安全システムをはじめ、駆動系やトランスミッション、ブレーキやステアリングシステムに至るまでの幅広い分野をカバーする企業となる見通しだ。
ZFの最高経営責任者(CEO)を務めるシュテファン・ゾンマー氏は、今回の合併がZFとTRWの長所を組み合わせるものだとして、その意義を説明。合併を通じて経営戦略上の好機を手中に収めると共に、顧客や従業員に対して中長期的かつ持続可能な価値を提供していくとの方針を示した。

ZF Friedrichshafen プレスリリース
http://www.zf.com/corporate/en_de/press/TRWオートモーティブ ニュースリリース
http://trw.mediaroom.com/