共同開発で世界初となる技術を搭載
GKNドライブラインは11日、ボルボより新型Volvo XC90のドライブラインパートナーに選定されたと発表した。
新型Volvo XC90には、重量とスペースの削減を実現したリアサイドシャフト用の新技術「VLX ball plunging joint」が、GKNとボルボの共同作業による成果として世界で初めて搭載されている。
このジョイントは全輪駆動車用のリアサイドシャフトとしては最小規模となるもので、必要とされる強度と耐久性の両方を満たすよう設計がなされている。これに加えて、デザイン面での工夫によって高速な組み立てが行えるとともに、ハブインタフェースの標準化も可能だ。
GKNによれば、全輪駆動の採用によって自動車における内部空間の最大化を試みる場合、この「VLX ball plunging joint」は適した選択肢であるという。
低排出と高い運転性能を両立
さらにVolvo XC90へは、効率性とパッケージングを改善した「VL propshafts」に加え、パワートランスファーユニット(PTU)や「Countertrack SX8」関連技術なども盛り込まれている。
このうち「Countertrack SX8 sideshaft」は、高効率かつ優れたNVH(ノイズ、振動、ハーシュネス)特性を、コンパクトなパッケージングで実現。より低いCO2排出量と滑らかな運転性能が必要となる車両に好適な仕上がりとなっている。
GKN、競合他社に対する優位性を示す
GKNのエンジニアリング部門でトップを務めるPeter Moelgg氏は、新しいVolvo XC90のために生み出されたシステムが、他のサプライヤーの先を行くものであると説明。
効率性と運転性能の両立を求めて同社と提携する自動車メーカーが増加傾向にある中、業界内における同社の立ち位置が今回、改めて示されたとの認識を示した。

GKNドライブライン:News
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