将来の環境基準にも適合
Plastic Omnium社は現在、ディーゼルエンジンが排出する窒素酸化物を削減する触媒還元技術として、AdBlueという尿素を排気装置内に噴射するソリューションを開発している。
その原理は尿素水を排気中に噴射することにより高温下で加水分解させアンモニアガスを得ることで、アンモニアが窒素酸化物と化学反応することで窒素と水に還元させるものである。
このシステムを使用することで窒素化合物を最大で95パーセント削減することができ、ディーゼルエンジンの窒素化合物の排出量をガソリンエンジンの排出量以下にすることで将来の環境基準に適合することが可能となる。
累計200万個の触媒還元装置を生産する計画
2015年の年初よりPlastic Omnium社はフォルクスワーゲングループMLBevoプラットフォーム用の触媒還元装置の生産を開始した。
2月よりアウディQ7用の触媒還元装置の生産が開始され、最近ポーランドのルブリン工場でアウディA4用の触媒還元装置の生産がスタートしている。
2016~2017年にかけて、アウディA5、フォルクスワーゲントアレグ、ポルシェカイエンにも同装置が搭載される予定である。なお、このフォルクスワーゲンのプラットフォーム向けに累計で200万個の同装置が生産される見通しである。
(画像はプレスリリースより)

Plastic Omnium プレスリリース
http://www.plasticomnium.com