南カリフォルニアにおける累積走行距離で記録達成
ヒュンダイは17日、燃料電池車“Tucson Fuel Cell”の普及に関連して、アメリカ・南カリフォルニアにおけるドライバーごとで計算した場合のゼロ・エミッションによる累積走行距離が、地球と月の往復距離に相当する477800マイルを達成したと発表した。
ガソリン車と遜色ない燃料充填・走行距離を実現
Tucson Fuel Cellは、満タンにした場合多くのガソリン車と同様の走行距離を実現するだけでなく、温度環境による影響も最小限に抑えられているのが特徴だ。
また水素を満タンまで充填する際に要する時間も、同じ大きさの一般的なガソリン車で燃料を満タンにする場合とほぼ同等であるという。
累積走行距離の取得はメンテナンス評価のため
ヒュンダイは2014年6月、量産可能な燃料電池車としてはアメリカ初となるTucson Fuel Cellを市場へ投入。これまでに計70台を提供してきた。
また南カリフォルニアにおいて、同社ではサービスエンジニアが車両の所有者から許可を得たうえで走行距離のデータを定期的に取得。
これを元に累積走行距離の合計を計算して燃料電池スタックのメンテナンス評価へ役立ており、今回の記録はこの計算結果によって得られたものとみられている。
ヒュンダイ、燃料電池車のポテンシャルに注目
ヒュンダイ モーター アメリカのマイク・オブライエン氏は今回の記録達成に関し、はじめの約240日間では「月に到達する分」であった累積走行距離が、そこから約半分の期間で「月からの帰りの分」を達成したことを指摘。
燃料電池車の急速な普及について示唆するとともに、今後へ向けても大きなポテンシャルが秘められているとの考えを示した。
(画像はニュースリリースより)

ヒュンダイ ニュースリリース
https://www.hyundaiusa.com/about-hyundai/news/Tucson Fuel Cell
https://www.hyundaiusa.com/tucsonfuelcell/